ソフト気流

帰り道 長い影をひく
知り過ぎて 駄目になりかける
後ずさり してもしなくても
夕まぐれ 太陽は沈みゆくのだ
何もかも 持ち逃げする空 そして
段々 近くなるsupper
帰り道 世の鐘は我鳴る
薮睨み 猫は知らぬふり
百億の 口裏合わせよりも
やわらかな その風になれるように
呼吸を確かめよう そして
段々 高くなるmeter
さあ 一目散 走ってゆけば上昇
どうしようもない 気持ちほどく景色
さあ 一目散 走ってゆけば上昇  
どうしようもない とても嬉しい
帰り道 水たまりの中
逆さまに 雨上がりの空
七色の それは捕まらず
いつまでも 屋根の向こうがわ逃げる
とりあえず追いかけるけど 夢から覚めて
段々 恐くなるmonday
さあ 一目散 走ってゆけば上昇
どうしようもない 気持ちほどく景色
さあ 一目散 走ってゆけば上昇  
どうしようもない とても嬉しい
こんなことで 他愛なくいつまでも
笑っている あなた
こんなことで とりとめなくいつまでも
笑っている あなた
(詞:関口創也)

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スクランブル・エッグ

目がさめたら部屋は昼間の中
子供たちの声がぬるく染みている
溜め息でもなく
あきらめでもない
かきまぜすぎてしまった
スクランブル・エッグのようだ
あたたまりすぎた頭の中
ブラインドの影に刻まれてしまった
転がる玉子と雲まで泳ぐよ
クラッシュ
夢が裂けた隙間から見える あの景色を
まだ君は知らない
油断しないでねと君は言った
意味がわからないよと僕は答えた
さびしくもない
楽しくもないんだ
「口程にも無い」とひらりかわしたスナイパー
まだそこに居るかい?
もたれかかる黄身はだらしなく しどけなくて
僕は白い殻を砕き食卓を飾る
冷めてしまえば急に邪魔になるスクランブル・エッグ
まだ君は要るかい?
目がさめたら部屋は昼間の中
テレビからの声がぬるく響いている
溜め息でもなく
あきらめでもない
かきまぜすぎてしまった
スクランブル・エッグのようだ
(詞:関口創也)

Small World 1st

咲くは花の色目に 遠い日の影を追いかけ
大あくびで考える 入っていって考える
気づけばドアは閉まる 寝過ごしたのも乙だね
遠回りで考える 次のバスで逃避行
遠くなる家路をたどる道の方からは
見えてない 空
明日の約束を詰め込んだ手帳には
描かれない 風景画
桜色の調べに 波打つボート浮かべて
大あくびで考える 入っていって考える
つぎはぎの人影に 夢見る少女の唄が
くりかえし水にはねる 僕の袖をつかまえる
放課後の教室に残された窓からは
見えている 空
おきざりのノートブックのそこかしこ
記された 足跡と風景画
さらん さん と 散る花びら
不思議な磁力で 描く砂模様 地図にも見える
からん かん と 降る花びら
むせる雨粒が 描く虹模様 君にも見える
忘れ物ないかな?
さらん さん と 散る花びら
君の手のひらを 泳ぐ水模様 僕にも見える
からん かん と 降る花びら
月に照らされて 描く影模様 君にも見える
カメラを忘れたよ
※「小さな世界」原詞
(詞:関口創也)

花も暮らしも

朝未来
君を探して僕は川へゆく
ふっとした花の香りに心乱され
横転さ サイクリングコースから転げ落ち
びくっとして 草の間の猫は駆け出す
隠れていた 君の肩に
ひとひらゆれる 路傍の花
まずい想いは ポケットの中
あつい言葉は あの雲の向こうに
君何処
もつれる足で土手はよく滑り
じっとしたままのベンチの爺は昼寝する
飛行船だ 二十世紀の街よさようなら
びくっとして 草の間の犬が吠え立てても
隠れていた 君の髪に
ひとひらゆれる 路傍の花
まずい想いは ポケットの中
あつい言葉は あの雲の向こうに
咲いた 咲いた
色鮮やかな君の姿
咲いた 咲いた
土に喰われる僕の姿
まずい想いは ポケットの中
あつい言葉は 8月の真ん中へ
(詞:関口創也)

さっきまで(最後の一句)

遠くの窓から 見ていたのは 僕の
さっきまで 歩いていた道の上
遠くの箱から 眺めていた 僕の
さっきまで 笑いかけていたあの人たち
春の嵐 温い風に
愛でなく 話をしてた
けども
遠くの窓から 聴こえてきた 僕の
さっきまで 唄っていたはずの 歌
遠くの街から 伝えられた 僕の
さっきまで 息衝いていたという 手紙
夏の暑さ ゆれてる声
木々の間に間に染みていた
きれいなはずの やさしさを
あちらこちらに 散らばした
でも ありがとう
さようなら もうゆくけど
在る日は すべてが
素晴らしい思い出ばかり
だった
遠くの窓から 聴こえてきた 僕の
さっきまで 唄っていたはずの 歌
暮れる秋に まとわりつく
寂しさの名を借りた 猫
刺さる寒さ 冬の隙間
あちらこちらに 蹴散らした
でも ありがとう
さようなら もうゆくけど
在る日は すべてが
素晴らしい思い出ばかり
君よ 灯りを照らせ
あざやかに
君よ 灯りを照らせ
あざやかに
(詞:関口創也)