RadiomanとRadioking

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上原です。
 私Radioman(※mixiでのドラム上原の名称)が愛用しているスネアが、Radioking。なぜか、〝Radio〟繋がり。でも、なぜ僕がRadiokingという楽器を選んだかというと…。ラジオが好きだからという理由ではありません。一言で言うと、YMOとTOTOの影響かな? 
 僕がRadiokingを愛用するようになったキッカケを作った作品をいくつか列挙してみると、
・YMOのライヴLP、「パブリック・プレッシャー」(1980年) 中学生の頃に聴いたんだけど、パンパンという異様に太いスネアの音色が妙にインパクトがあったのを覚えている。この頃ユキヒロが使っていたスネアがRadiokingだと知ったのは、実はかなり後の話。
・ボズ・スキャッグス「シルク・ディグリーズ」(1978年) 言わずと知れた、TOTO結成のキッカケとなった作品。ジェフ・ポーカロがドラム。ファットなスネアの音は、一聴しただけでRadiokingだとわかってしまう。
・TOTO「聖なる剣」(1982年) その年のグラミー賞を総なめした名作。「ドスッ」というRadiokingの音は、TOTOのジェフはもちろん、当時のドラムサウンドとしてこの音は大流行した。
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 さて、このRadiokingとはどんな楽器なのか。
アメリカのドラムメーカー、Slingerland社製。Slingerland社は、元々バンジョーやウクレレを作っていた会社。バンジョー用に作った、筒状に丸めた単板を使ってスネアを作ったらどうなるんだろう?という発想から、Radiokingが生まれたらしい(1930年頃)。ちなみに現在は、ギターのギブソン社の傘下となっている。
 通常、ドラムは合板でできている。ところが、単板でスネアを作るというこの発想は素晴らしいアイデアだった。当時は、(JAZZの)ビッグバンド全盛の時代。ビッグバンドの中で迫力のあるスネアサウンドを生み出すのに、このRadiokingはうってつけだった。
 
 そしてその後、80年代のドラムサウンドの代表として、TOTOのジェフ・ポーカロをはじめとして、Radiokingがまた使われるようになる。
 「ドスッ」という、このサウンドのセッティング方法を簡単に説明しておくと…。表は超ローピッチ。裏は、スナッピーをバウンドさせる為に、高めに張る。で、ティッシュペーパー等で強めにミュートをかける。ミュートと言っても「消音」ということではなく、イコライジングの一種だと思ったほうが良い。中低音の〝塊〟を前に飛ばす為の手法。
 このセッティングは普通の木のスネアでやっても、まず音にならない。これが多分、Radiokingのスゴイ所なのかと。ライヴでは対バンの人から、「重低音スネアですね」なんて言われることも。
 Radiokingは、これまで6台ぐらい手にしてきた。そして、それぞれ微妙に音が違う。それぞれイイ所があったり、ダメな部分も。ハンドメイドだからというのもあるし、使っている木材が木の根元の部分と、先の方とで違いがあるなんていう説もあったりする。なんで、どうしても個体差はあるんだと思う。   
 現在使用しているのは、ナチュラル仕上げ(且つ、バーズアイメイプルみたい)+オリジナルのブラスフープ装着のモノ。ナチュラル仕上げを選んだのは、もちろんジェフ・ポーカロの影響。本当に高かったけど、これからも大切に使っていこうと思ってます。
 でも、いい加減ヘッド張り替えてやらないとなあ…。
RYDEEN 雷電♪01
Boz Scaggs – What Can I Say

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