1999年 3月 の記事

さっきまで(最後の一句)

遠くの窓から 見ていたのは 僕の
さっきまで 歩いていた道の上
遠くの箱から 眺めていた 僕の
さっきまで 笑いかけていたあの人たち
春の嵐 温い風に
愛でなく 話をしてた
けども
遠くの窓から 聴こえてきた 僕の
さっきまで 唄っていたはずの 歌
遠くの街から 伝えられた 僕の
さっきまで 息衝いていたという 手紙
夏の暑さ ゆれてる声
木々の間に間に染みていた
きれいなはずの やさしさを
あちらこちらに 散らばした
でも ありがとう
さようなら もうゆくけど
在る日は すべてが
素晴らしい思い出ばかり
だった
遠くの窓から 聴こえてきた 僕の
さっきまで 唄っていたはずの 歌
暮れる秋に まとわりつく
寂しさの名を借りた 猫
刺さる寒さ 冬の隙間
あちらこちらに 蹴散らした
でも ありがとう
さようなら もうゆくけど
在る日は すべてが
素晴らしい思い出ばかり
君よ 灯りを照らせ
あざやかに
君よ 灯りを照らせ
あざやかに
(詞:関口創也)